梅田で立ち飲み焼肉さくら食堂
大阪駅高架下でちょっと食べ

高架下に100店舗、新梅田食道街

大阪の玄関口にある飲食店街としてにぎわう“新梅田食道街“。JR高架下の飲み屋街として大阪を代表する老舗や名店など、およそ100店舗が軒を連ねる。
細い路地にひしめき合うように店が並ぶため、食堂街ではなく食”道“街。食い倒れの街、大阪らしさが漂うエリアだ。キャッチコピーの「大阪で一番乾杯が似合う場所」もうなずける。

飲み屋街のように思われるが店のジャンルはさまざまで、朝のモーニングが自慢の喫茶店があれば、ランチタイムに行列が絶えない人気店やお土産にピッタリのパンや洋菓子の店と、バリエーションも豊富。もちろん、大阪らしい粉もん店も多く、観光客には便利だが行き先に悩むことも間違いない。

気軽に入れる路面店、カウンターで立ち飲み焼肉

新梅田食道街が面した通りは大阪駅の高架下を南北につらぬき、人通りも多い。ヨドバシカメラの斜め向かいあたりに立ち飲みスタイルの焼肉店「さくら食堂」がある。
営業時間は18時頃から。会社に戻る人や家路へと急ぐ人、これから一杯といった人たちの視線を背中に感じならカウンターで炭火焼肉というスタイルだ。
カウンターには七輪が並び、中には炭がいこって（おこって）いる。夏は注文があってから炭を入れるが、冬は暖房代わりにもなっている。

さくら食堂のおすすめ、厚切り牛タンとお好み3種盛

メニューにならぶ肉の部位は15種類ほど。赤身からホルモンまでそろっている。関西ではホルモンも焼くので、観光で来られた人には珍しいかも知れない。

さくら食堂の自慢は、厚切り牛タン。


選び抜いた牛タンを焼肉に適した部分だけ提供する。ほどよい厚みがサクッとした歯ざわりを生む。

おすすめは、盛り合わせお好み3種盛。メニューから好きな部位を3種選んで510円から（税込）というオトクメニューだ。少しずついろいろ食べられるのがうれしい。


写真は、バラ・上ミノ・ショウチョウ（マルチョウ）。

サイドメニューも充実、ちょっと食べできる立ち飲み焼肉店

焼肉以外にもサイドメニューは、ハート刺や酢もつなどがならぶ。おすすめは生センマイ（写真）。

厚切り牛タンで使わなかった部分をダイス状にカットして煮込んだタンスープやタンシチューも人気がある。

JR大阪駅や阪急梅田駅からすぐの駅近でサッと食べられる立ち飲み焼肉店「さくら食堂」。ちょっと食べ足りないときや肉が食べたい欲求が抑えられない時にうれしい店なのだ。