* menu
閉じる

グルメグルメ

発祥の地で食べるみたらし団子
京都下鴨の加茂みたらし茶屋

writer : けいたろう

2016.04.10

加茂みたらし茶屋 本家 亀屋粟義
京都でももっとも歴史のある神社の一つ、世界遺産にも指定されている下鴨神社。
その参道から、道を1本隔てた場所にある加茂みたらし茶屋 本家 亀屋粟義。
お団子状に連なった、軒先の提灯が可愛いこちらのお店は、店名からも分かるように、みたらし団子が名物。というだけでなく、実は、みたらし団子発祥の地。
小さな子どもたちも大好きな、団子を串に刺して、たっぷりと甘い蜜が掛かった、あの和スイーツの原点が、ここ京都にあります。京都を旅するならぜひ訪れてみてください。

加茂みたらし茶屋への道のり

加茂みたらし茶屋は、下鴨神社の参道を西に抜け、道を渡った場所にあります。
お店の看板
最寄りの京阪電車の出町柳駅から1㎞ほどあり、歩くと15分くらい。

お店まで一番効率的に向かおうと思って、駅からバスに乗れば、すぐにたどり着けてしまいますが、せっかくの京都旅行、それだけではちょっともったいない。

ちょっと遠い道のりに感じるかも知れませんが、ぜひ鴨川の合流地点である
鴨川デルタを眺め、緑豊かな糺の森(ただすのもり)を抜け、お店を目指してみてください。京都でも特に緑豊かな景色を見ながらの、楽しい散歩になるはずです。
鴨川デルタ
糺の森

みたらし団子とご対面

首尾よくお店に到着したら、みたらし団子をさっそく注文しましょう。
みたらし団子
一人前は一皿3本入り。

白くて丸くて、おこげの少しある小さな団子が5つ串に刺さり、甘そうなタレが掛かっている姿は、キラキラと光っていて、美味しそうである以上に、美しいとか、可愛らしいといった佇まい。

お団子の食感は、もっちりというより、意外としっかり。
普段食べ慣れている、みたらし団子より、お米の香りや歯ごたえが強め。

お団子にかかった、濃い目の琥珀色のタレは、もったりと濃厚ですが、甘みの中にも黒糖の香りと、ほろ苦さが存在しているので、いくらでも食べられる感じ。
木のスプーン
お団子に添えられた木のスプーンですくって、お団子にかけるようにして食べられます。

みたらし団子の由来

みたらし団子というと、1本の串に3玉か4玉が一般的ですが、加茂みたらし茶屋では、一串に小さめの5玉の団子が刺さっています。
御手洗池の水泡をかたどって作られたと言われる小さなお団子
この小さなお団子は、下鴨神社前に広がる糺の森にある御手洗池(みたらしのいけ)の、ブクブクと湧き出す水泡をかたどって作られたと言われています。
1玉と4玉に分かれて配置されたお団子
また、お団子が1玉と4玉に分かれて、微妙に間隔の空いる配置の理由は、お団子を人形(ひとがた)として用い、神前に捧げ、無病息災の祈祷を受けた下鴨神社のお祭りに由来し、上の1玉が頭で残りが四肢。つまり人間の五体を表しています。

神饌菓子として神様に捧げられたお団子は、祈祷後に醤油を塗り、シンプルな白いお団子として食べられていましたが、大正11(1922)年に、こちらのお店が茶店を開き、お団子にタレを掛けて販売したのが、みたらし団子の誕生となっています。

みたらし団子以外の商品の数々

みたらし団子の発祥の地として、有名な加茂みたらし茶屋ですが、みたらし団子以外にも、魅力的な商品がそろっています。
磯薪
磯薪という商品は、焼いたお餅に海苔を巻いて、甘辛い醤油で味付けするメニューですが、山椒の粉が添えられて、甘い物が多いお店の中でいいアクセントとなっています。

また、夏季限定でかき氷も提供されていて、夏場にはみたらし団子と人気を二分する人気商品となっています。
冷やし甘酒
冷やし甘酒は、暑い京都の体力回復に最適な一品です。
店内では、わらびもちや栗入り羊羹に加え、焼き菓子なども販売されていて、茶店だけでなく、和菓子屋さんとしても機能しています。
わらびもち
販売されているお菓子

みたらし団子の食べ方いろいろ

加茂みたらし茶屋では、さまざまなスタイルで、お団子を食べることが可能です。まずは、店内のテーブルでということになりますが、季節のいい春秋には、お庭の席がオススメ。
お庭の席
こじんまりとした可愛らしい敷地に緋毛氈、赤い野点傘、季節の花々で彩られた鬼子母神のお社のあるお庭は、時代劇に茶屋そのもの。美味しい団子を食べれば、これ以上ないほどの京都旅行の思い出になります。
鬼子母神のお社
加茂みたらし茶屋では、店内、お庭の席の他にも、食べ歩き用にテイクアウトもおこなっています。トレイに乗せて提供されるみたらし団子は、1本からの購入が可能で、価格は1本118円と大変リーズナブル。
みたらし団子のテイクアウト
サッと買って、サッと食べたいという方にオススメで、
もちろん、お土産に買って帰るのも可能です。専用の包みに入ったお持ち帰り用は、5本で590円。
専用の包みに入ったお持ち帰り用

スマートポイント

  • 木のスプーンが添えられた、みたらし団子。甘いだけじゃないタレは、クセになるので、お団子を食べ終わっても、ついついタレをすくって口へと運んでしまいます。
  • お土産用のみたらし団子は、冷めたら湯煎で温めなおして食べます。温め直しの失敗がない親切設計で嬉しい。
  • 持ち帰り用のみたらし団子は、時間がタイトな旅行客にうれしいサービスですが、近所の人が普段使いとして、買っていくのも多いようです。

ライターのおすすめ

みたらし団子発祥のお店は、可愛い団子と可愛いお庭が特徴的。お天気に恵まれたら、迷うことなく、お庭席を目指してください。

けいたろう

大阪在住のフードアナリスト。足を使って関西中の美味しい食べ物情報を探し出し配信します。お楽しみに!

スポット詳細

関西観光モデルコース

記事検索

ツアー検索