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グルメグルメ

2017.07.14

夏はかき氷の聖地・奈良へ
スタンプラリーにもご参加を

writer : 磯本歌見

全国的にかき氷ブームの昨今ですが、実は奈良がかき氷の聖地ということをご存知ですか。なんと奈良には、氷にまつわるお宮「氷室神社」が奈良市、天理市の2か所にあり、氷に関係する業界の人が全国から参拝する「献氷祭」という神事や「ひむろしらゆき祭り」というイベントも行われていいるのです。今回は、夏の間だけでなく通年かき氷が食べられるお店を中心に、個性的なかき氷を紹介します。

「献氷参拝」をしてからかき氷めぐりにGO!

氷室神社鳥居
かき氷ファンなら絶対訪れるべき氷の聖地
氷室神社は、氷を愛する神様を祀る神社です。かき氷ファンなら絶対訪れるべき氷の聖地なのです。まずは、「献氷参拝」をして氷の神様にお参りし、おさがりをいただいてからかき氷めぐりに行くと、ご利益をもえらえそうです。スタンプラリーの台紙にもなっている「奈良かき氷ガイド」もこちらに置いています。
所定の置き場に氷を置いてお参り
社務所前に用意されたシロップ
奈良かき氷ガイド
まずは、社務所でかき氷をいただき、所定の置き場にその氷を置いて、お参りします。このとき300円以上のお賽銭を入れることを忘れずに。「おいしいかき氷にご縁がありますように」としっかりお参りしたら、社務所前に、かき氷のシロップが用意されていますので、お参りをした氷にかけていただきます。おさがりの氷はひときわおいしく感じられます。
氷みくじ
せっかくなので、「氷みくじ」にも挑戦。社務所で引いた番号の用紙を氷の上に置くだけであら不思議。瞬時に文字が浮かび上がりますよ。

「おちゃのこ」でオンリーワンをまず

オリジナル擂茶氷
お茶いろいろ
店名の通り、奈良と台湾のお茶を販売・提供するお店でイートインスペースも併設しています。かき氷は8年前にオープンした当初からやっている定番メニューで、今は定番3品がラインナップします。まずは「オリジナル擂茶氷」(360円)。これは20数種類の豆や雑穀を焙煎してすりつぶした粉末をお湯で溶いて飲む「擂茶」という台湾のお茶を濃く溶いて糖みつを入れてシロップにしたオリジナルかき氷です。「ほうじ茶ラテ氷」(411円)は、さっぱりした甘さが特徴のラテ用ほうじ茶を使ったシロップがかかっています。「あすかルビーのいちごみるく氷」(514円)は、「あすかルビー」のフリーズドライを使っています。イチゴジャム系のシロップとは違い、見た目は淡いものの味はしっかりしていて、この3品が甲乙つけがたい人気。こちらのかき氷、温度を上げず冷たいままかくのでとけにくくふんわり感があるのが特徴です。

「ほうせき箱」で独自の食感を味わおう

奈良県産のイチゴをふんだんに使った「いちごヨーグルト」
こじんまりとした「ほうせき箱」
「ほうせき箱」は、もちいどの商店街の「夢CUBE」内にあるかき氷専門店です。定番10種類前後と季節のかき氷を食べることができます。こちらの特徴は、ここ数年のトレンドとなっている「エスプーマシロップ」。ヨーグルトやミルクのシロップをムース状にしてふわふわに膨らませています。それを氷の上にのせているので、独自の食感が楽しめるというわけ。素材も地元産にこだわっています。例えば、奈良・植村牧場から届くしぼりたてミルクと奈良県産のイチゴをふんだんに使った「いちごヨーグルト」(800円)や大和抹茶の旨みを味わえる「大和抹茶ミルク」など。10席ほどの小さな店ですが、開店前から行列ができることもある人気店です。

甘いもん処「咲良」で個性的なかき氷を食べよう

ミルクずんだ氷
ならまち工房Ⅲにある甘いもん処「咲良」
ならまち工房Ⅲにある甘いもん処「咲良」。こちらでも通年かき氷を食べることができます。特にこだわりの自家製餡を使ったかき氷が人気で、今年のおすすめは、「ひむろしらゆき祭り」でデビューしたばかりの「ミルクずんだ氷」(756円)。自家製ずんだ餡に練乳、白玉、バニラアイスが添えられています。最初から最後まで餡とミルクが楽しめるように、トッピングだけでなく、三層の餡とミルクがかかっています。また咲良の甘味のおいしさがぎゅ~~と詰まった一品は「薫かき氷」(810円)。こちらは、自家製香り豆餡に注文のたびに点てる抹茶をブレンドした餡がポイント。このトッピング餡のほかにも、自家製ずんだ餡、白玉、抹茶アイス、寒天が添えられています。どのかき氷も、ふわふわになるよう刃の立て具合を調整し、かき氷機を回しています。

ほかのお店でもいろいろ特徴ある自慢のかき氷がいっぱい

通年しているお店以外にも、こだわりのかき氷を提供しているお店はたくさんあります。
自家製蜜がおいしい「苺 古都華」
ならまちの和菓子屋「中西与三郎」では、「ならまち氷」として、大和茶と和三盆糖を使った「大和茶」、奈良・月ヶ瀬産の梅で作った自家製梅蜜が自慢の「梅」、奈良県産ブランドイチゴ「古都華」を使った自家製蜜がおいしい「苺 古都華」を季節限定で提供しています。こちら、わらびもちなどトッピングを選べるのもうれしいですね。
絵図屋
鶴屋徳満 
そのほか、街を歩いていても、カフェはもちろん、和菓子店、土産物屋、ホテルなどでも「氷」の看板や旗、ポスターを見かけます。奈良に行くたびにかき氷を食べて、あなただけのお気に入りを見つけてくださいね。

スマートポイント

  • 「おちゃのこ」では、紹介のトップ3のほかにも、5~6月は抹茶氷、7~9月はキウイ氷、マンゴー氷、10月以降はかぼちゃ氷、12月はクリスマスラムなど季節限定のこだわり氷を提供している。
  • 奈良かき氷周遊スタンプラリーは10月31日まで。開催期間中、北エリアで6つ、南エリアで3つスタンプを集めたて氷室神社で持っていったら、先着200名にオリジナルクリアファイルがもらえる。
  • 「甘いもん処咲良」は、提携駐車場があって、会計1,000円につき、駐車補助券(100円)がもらえる。その場合、駐車証明書が必要。

ライターのおすすめ

氷室神社に「献氷参拝」をして、ガイドブックをゲットして、いろいろめぐってみてください。奈良らしいひねりのきいた一品に出会えますよ。

磯本歌見

関西最西端・忠臣蔵の故郷「赤穂」に住みながら、フットワークの軽さを活かして京阪神・奈良まで取材へ。仏像ガールでご朱印女子。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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