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観光観光

SMART SPOT

徳川家の栄枯盛衰を見守った
元離宮二条城で歴史を感じる

二条城は、慶長8(1603)年に徳川家康が造営し、3代将軍家光によって伏見城の遺構が移され、寛永3(1626)年に完成した城です。京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造られました。その建築物と絵画・彫刻などから、桃山時代様式の全貌と徳川家の生活を垣間見ることができます。大政奉還が発表された場所としても知られ、平成6年にはユネスコの世界遺産リストに登録されました。明治に入ってから離宮として使われたことから、正式には「元離宮二条城」といいます。

ライター : 山田涼子

2016.02.26

いまに伝わる建築物や庭園に世の隆盛を見る

本丸外観
大阪冬の陣・夏の陣の軍議が開かれ、慶喜が15代目将軍職を継ぎ、大政奉還を発表。太政官代(現在の内閣)や府庁(のち一時陸軍省に)を置き、明治17(1884)年7月に二条離宮になった二条城は、江戸から明治にかけての激動の時代の移り変わりに寄り添ってきた城でもあります。その後、昭和14年に宮内省から京都市へと下賜され、翌年2月11日より一般公開が始まり、多くの人が全国から訪れるようになりました。
二の丸庭園
二の丸御殿6棟の国宝をはじめ、本丸御殿隅櫓など22棟および二の丸御殿の障壁画といった重文、特別名勝に指定されている二の丸庭園など、見どころは尽きません。

世界に誇る美しい庭を散策しよう

清流園
国宝・二の丸庭園と昭和時代に造られた清流園は、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」において、全国約700ヵ所の中で、2年連続10位以内を獲得したことのある名庭。清流園は、河原町二条にあった旧角倉了以の屋敷の一部や庭石、庭木などを譲り受け、東半分を洋風庭園、西半分を池泉回遊式山水園とした和洋折衷の庭園です。初夏には池周辺に植えられているサツキが見事に花開き、桜や紅葉の名所としても知られています。ちなみに、平成15年に『ラストサムライ』試写会のために来日したトム・クルーズの記者会見が行われた場所でもあるのです。

四季折々の花木を愛でる眼福のひととき

梅林
春の訪れを告げる「梅林」のウメにはじまり、元離宮二条城にはたくさんの花が咲き誇ります。およそ130本の樹の中には、1本に紅白の花が咲く「源平咲き分け」という珍しい品種も。初夏はサツキ、真夏にはサルスベリに彩られ、秋になるとサクラやモミジ、イチョウにドウダンツツジといった多くの落葉樹が鮮やかに色づきます。
ライトアップ
また、サクラは城内全域で50品種・約400本を数え、3月下旬~4月下旬まで花見が楽しめるのも魅力です。さらに、花の盛りにはライトアップも行われ、幻想的な光と桜の競演を眺めることができます。

スマートポイント

  • 文化財建造物等の本格修理のための一口城主募金(記念品・特典付き)を行っていて、事務所で寄付をすれば1,000円につきオリジナルステッカーがもらえます。旅の記念に!
  • 詳しい解説を聴きながら見学できる音声ガイドシステム(有料)を利用するのもおすすめ。日本語はもちろん、英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイン語に対応しています。
  • 2015年秋には、琳派400年記念祭として「アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」が開催されました。前年に引き続き、多くの人たちが幻想的な空間に感嘆し、早くも来年の登場が期待されます。

おすすめポイント

実は結婚式場としても注目されている二条城。運がよければ、人生の門出を迎える新郎新婦への祝福の場に遭遇するかも?! 優美かつ荘厳な二条城と白無垢の組み合わせは、一幅の絵のような光景です。

山田涼子

本に埋もれて暮らす本の虫。好物は、美酒&美食ならジャンル問わず。睡眠より、映画・ドラマ・アニメの消化を優先。

スポット詳細

スポット名 元離宮二条城
住所 京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
電話番号 075-841-0096
料金 一般600円、中高生350円、小学生200円
営業時間 8時45分~16時(閉場17時)※二の丸御殿観覧:9時~16時
定休日 12月26日~1月4日、1・7・8・12月の火曜日(当該日が休日の場合は、翌日が休城日)
駐車場 乗用車216台/800円(2時間以降は1時間毎200円)、小型・大型二輪400円、自転車200円
備考 HP : http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/

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