* menu
閉じる

観光観光

文句なしの王道観光スポット
清水寺を味わいつくそう

writer : 砂野加代子

2015.12.27


京都観光1番の定番スポット、清水寺。清水寺はいつも多くの観光客でにぎわっています。思いきった決断をする時のたとえ「清水の舞台から飛び降りる」という言葉の語源となった舞台からは、京都の街が一望できます。舞台の下の谷は、錦雲渓といわれる紅葉の名所。春は桜の名所でもあります。
春夏秋の三回、清水寺では夜間特別拝観が行われ、ライトアップされた幻想的な光景が楽しめます。夜空に放たれる、観音様の慈悲の心を表した一筋の青い光は、とてもきれいです。
清水寺の開創は奈良時代。今も昔も、清水の観音さまのもとには、無病息災、立身出世、財福、良縁のご利益を願う人々が集まります。ご本尊は33年に一度ご開帳される秘仏、十一面千手観音。次に開帳されるのは、2033年の予定です。

五条坂の上、仁王門と西門の美しさ


東大路通りから清水寺に向かって坂を上ると、清水寺の正門・仁王門にたどりつきます。仁王門には、清水寺を警護する、京都最大級の仁王様が。奥には西門、その後ろには東山のシンボル、三重塔が見えます。この石段は、人気の撮影スポットです。

仁王門に向かって左手前、善光寺堂にはある首振り地蔵は、首が動かせる珍しいお地蔵様。自分が恋しく思う人が住む方向にお地蔵様の首を向けて祈願すると、思いがかなうそう。


華麗な極彩色が施された西門は、夕日を正面に見ることができる絶景スポット。三重塔の脇から西門横に出られ、市内が一望できるので要チェックです。

随求堂の胎内めぐりは大人気!

舞台に行く前に、随求堂の地下を大随求菩薩の胎内に見立てた、「胎内めぐり」体験をお忘れなく。

お堂の地下は真っ暗で、何も見えません。おそるおそる壁に巡らされた数珠をたどり、五感を研ぎ澄まして進んで行くと、淡い光に浮かぶ梵字が刻まれた石にたどりつきます。その石をさわって回し、願いごとをしましょう。暗闇の中で、自分自身の存在を見つめる、良い機会になりそうです。

本堂をお参りして、清水の舞台に立とう!

清水寺の本堂は、正面36m、側面30mの立派な巨大建築。本堂からせり出した舞台の高さは約13m、ビルの4階の高さです。

その舞台を支えているのは、釘を1本も使わない「懸造り」という伝統工法。錦雲渓の急な崖に、長い18本の欅の柱を並べ、縦横に木材を組みあげています。耐震性もバッチリ。昔の人の知恵のすごさが感じられます。
舞台の面積は190平方メートル。そこに桧の板が敷き詰められた、檜舞台です。まずは本堂をお参りし、平安時代から雅楽や能などが奉納される場所だった舞台に立ってみましょう。

舞台を下りてからも、見どころがいっぱい



本堂の南側の丘にあるのは、子安の塔。塔の前からは、舞台が一望できます。人も少なくて超穴場です。

音羽山の山中から湧く、観音様の功徳水・金色水とも呼ばれる音羽の滝。清水寺の名前の由来にもなっています。流れ落ちる三本の霊水は、延命長寿、諸願成就のご利益があります。

音羽の滝を見たら、舞台の真下に回って清水の舞台を見上げてみましょう。手すりがないように見える舞台に、ドキッ!
                                      
成就院参道の右手には、地蔵菩薩、観音菩薩、阿弥陀如来など、さまざまな仏様が並ぶ「千体石仏群」があります。苔むした素朴な石仏が並ぶ光景は、どこかほっとする眺め。明治時代の廃仏毀釈によって廃棄されたお地蔵様を、捨てるにしのびないと市民が持ち込んだものが多いそうです。

スマートポイント

  • 随求堂の胎内めぐりは、人気スポット。忘れず体験したい。拝観時間9:00〜16:00(受付終了)。拝観料100円(小学生以上)
  • 春の桜の季節、夏の千日詣りの頃、秋の紅葉の季節に、夜の特別拝観が行われる。ライトアップされた幻想的な舞台は必見。夜間拝観時は、通常拝観後一旦閉門してから、再び開門される。
  • 早朝や夕刻は比較的人が少なく、ゆっくり参拝できる。本堂まで続く段差のない通路もあり、車椅子、ベビーカーも安心。
    ※奥の院と轟門は工事中。轟門は2016年春以降、奥の院は2016年秋以降の完成となる。

ライターのおすすめ

本堂脇にある「地主神社」は、恋占いの石などもある縁結びの神様。合わせて立ち寄りましょう。清水寺周辺には、五条坂、産寧坂、二寧坂、ちゃわん坂など、風情のある坂道が。行き帰りの道中も楽しめます。

砂野加代子

エディター&ライター。学生時代から生活の中心はほぼ京都。近頃つくづく「大人の京都は楽しいなぁ〜」と思う。

スポット詳細

関西観光モデルコース

記事検索

ツアー検索