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グルメグルメ

2017.05.26

沖縄食材で本場のバリ料理
バリヌーンバリムーン

writer : Naoko Uchima

バリヌーンバリムーン
2016年沖縄本島中部、沖縄市のプラザハウスショッピングセンター内にオープンして以来、「沖縄県内に住むインドネシア人が足繁く通うというから間違いない!」と、話題のバリ料理店「バリヌーンバリムーン」。

アジアの薬膳料理に欠かせないフレッシュハーブのペーストで作る調味料「ブンブ」を使った伝統料理から家庭料理まで、さまざまなバリ料理を堪能できます。
バリヌーンバリムーン外観

インドネシア料理に欠かせないブンブ

新鮮なハーブとスパイス、18種類を素材としたインドネシア伝統の調味料「ブンブ」。インドネシアのシェフによって手作りされたブンブを直輸入し、本場の味を再現します。

また、オーナーが18年以上もバリ島で交流を重ねたシェフを招き、「本場のバリ料理でお客様をもてなす」という夢を叶えたお店でもあります。

健康に良いとされる食材を豊富に使いった優しい料理の数々は、まさにアジアの薬膳。五感をフルに楽しませてくれます。
オーナー

ブンブ手に、バリ料理について語るシェフ

沖縄とインドネシアは文化や言葉が似ているところも多く、同じ食材を使うことも多々。もちろん調理法は異なるので、その違いを食べ比べてみてはいかがでしょうか。
店内

風味も食感も優しく、二日酔いにも効く「ソト・アヤム」

店内の様子

店内の様子

ソト・アヤム
バリヌーンバリムーンでは、インドネシア料理として有名なナシゴレンよりも、「ソト・アヤム」(インドネシア風チキンスープ)のリピート率が高いそう。
春雨のようなライスヌードル
(軟らかく煮たチキンに、大きなジャガイモ、トマトとたまごがごろり。春雨のようなライスヌードルも人気の秘訣)

ひと口食べて納得のいく優しい味。生姜やターメリックなどの香り高いスパイスが効いていて、寒い日や疲れを感じた時に元気が出そうなおすすめの一品です。
サンバル
辛いほうがお好きな方は、唐辛子、エシャロット、トマト、レモンリーフ、レモングラスなどが入ったサンバルという香辛料はいかが?お好みで追加してみてくださいね。

魚のスープの旨味がしっかり味わえる「フィッシュ・カレー」

フィッシュ・カレー
バリヌーンバリムーンで人気のフィッシュ・カレーは、ズッキーニとナス、魚介の出汁とスパイスが調和した旨味を味わうことができます。「ナシ・レマック」というココナッツ風味のライスとの相性もばっちりです。
フィッシュ・カレーの具をスプーンですくっている様子
バリ料理の特徴のひとつとして、ココナッツオイルやココナッツミルクが多く使われており、タイ料理よりもマイルドに感じます。

ベジタリアンやビーガンの人にはおなじみの大豆を使った「テンペ・カレー」など、ヘルシーな食生活を意識した人におすすめのメニューもありますよ。
ヘルシーな食生活を意識した人におすすめのメニュー

ラフテーに似た甘いポーク・シチュー「バビ・ケチャップ」

バビ・ケッチャプ
こちらは、沖縄料理の定番ラフテー(豚の角煮)のような、スパイスと醤油で煮込んだポークシチュー「バビ・ケッチャプ」。長時間じっくり煮込んだ豚の角煮はほろりと軟らかく、秘伝の調理に隠された奥深い甘味にご飯が進みます。
ブラックライスプディングとコーヒー

デザートのブラックライスプディングは、コーヒーとともに。

ランチスペシャルセット
バリヌーンバリムーンのランチスペシャルセットは、かなりお得です。

単品のデザートとしても、ブラックライス(赤米)のライスプディングを扱っているところはなかなかないので、ぜひお試しあれ。

バリの風景と物語が溢れる店内

エキゾチックな本場のムードが漂う空間
店内には、バリ島で作られたランプやオブジェ、島の何気ない風景や人々の写真が飾られ、エキゾチックな本場のムードが漂う空間です。
バリ島で作られたランプ
テーブル
ディスプレイのほとんどの品がプラザハウスショッピングセンター内のACUTE(アキュート)で購入することもできるそうなので、気になるものがあれば食後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店内天井
インドネシア料理はワインの相性が良いといわれています、気軽に楽しめるよう、吟味された手頃な価格のワインが並びます。ビンタンビールビールが有名なインドネシアですが、かつてオランダ領だった歴史もあることから、地域の伝統料理にワインを合わせて楽しむ習慣が盛んになったようです。

ぜひ、ワインと一緒においしいバリ料理を堪能してはいかがですか?
ワイン
店舗外観

スマートポイント

  • 沖縄料理と同じ食材の料理で、中身汁(豚のもつ煮込み汁)のような「ソト・バッバ」、てびち(豚足)「カキ・バビ」、ウンチェー炒め(空芯菜・エンサイ)「バリ風カンクン」*野菜類は季節限定などがあります。
  • 主食としてお米を食べる日本人にはあまりなじみがないかもしれないが、赤米を材料にしたライスプディングは癖になるおいしさです。シェフの手作りが味わえるお店はなかなかありませんよ。
  • 土・日、祝日のランチタイムは、ディナーメニューもオーダーできます。夜はランプシェードの明かりでムード満点。カップルやグループで料理をシェアしたり、年配の方もゆっくりとくつろげる空間です。

ライターのおすすめ

ディナーはランチとは違ったメニューが楽しめ、ワインもここでしか飲めないものもあるそうです。食事の前後にプラザハウス内のライカムアンソポロジーやフラッグシップ沖縄を散策してみてはいかがでしょう。

Naoko Uchima

地域に根ざした情報をグローバルな視点で捉え、楽しく、ディープな沖縄のヒト、モノ、コトをご紹介。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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