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観光観光

2015.03.31

最南端の道の駅いとまんは
高級みやげのアレが狙い目

writer : 川村真美

道の駅前の出店

なにはともあれ、日本最南端の道の駅へ行ってみようじゃないか

沖縄本島南部に位置する漁師の町、糸満市。
何層ものブルーが織り成す海とサトウキビ畑を望む穏やかな町ですが、
そんな糸満市に「道の駅いとまん」はあります。
意外と知られていないようなのですが、
実はこちら、日本最南端の道の駅。
沖縄旅行の記念に、ぜひ訪ねておきたいところです。
あざやかな島野菜
道の駅いとまん情報館
道の駅の敷地内には、様々な施設が点在。
県外ではあまり目にしない農作物が並ぶ
直売所「ファーマーズマーケット・いとまん」や、
地元の土産物がそろう「糸満市物産センター遊食来(ゆくら)」、
2015年2月にオープンしたばかりの観光案内所「情報センター」など、
見どころがいっぱいです。総敷地面積にして約3万平方メートル。
日本最南端にして、沖縄県内最大を誇る道の駅なんですよ。
お魚センター

「お魚センター」の様子が、最近なにやらおかしい

そんな、ちょっとしたテーマパークのような「道の駅いとまん」ですが、
なかでも個人的に注目したいのは「お魚センター」。
その名の通り、水産業者が軒先を連ね、
魚介の販売が行われる施設なのですが…
沢山のお客さん
尋常ではない人、人、人。
今日は日曜ですが、それにしても混み合っています。
皆様、何を求めてこちらへ集うのでしょうか?
一皿250円の海鮮コーナー
人だかりの先を覗いてみると、
そこにはまぐろ、あん肝、つぶ貝、赤エビ…
なんともおいしそうな新鮮魚介がずらり。
手のひら大の牡蠣の殻に、それぞれ山盛りになって並んでいます。
看板には「どれでも1皿250円」の文字。
そう、ここ「お魚センター」では、毎週土日になると、
なんとも贅沢&リーズナブルな立ち食いグルメが登場するのでした。

好きな魚介をトッピング!「勝手丼ぶり」が気になる

勝手丼ぶり
ここまで来たら、食さないわけにはいきません。
ということで、わたしも皆様の流れに便乗したいと思います。
先ほどの高下水産の「どれでも1皿250円」も魅力的ですが、
こちら、高江洲鮮魚の「勝手丼ぶり」も気になるところ…
勝手丼ぶりの品たち
近づいて見てみると、ずらりと並んだ魚介の切り身。
いくらやサーモン、いかソーメンなどに、
それぞれ50円~350円の値段が付けられています。
そして、奥ではすし飯丼の販売。
どうやら、購入したすし飯の上に好きな魚介を
トッピングしていくという流れのようですね。
まさに「勝手丼ぶり」の名にふさわしい、
完全オーダーメイド魚介丼ぶりです。
店員さんがとるネタたち
盛り付け途中の勝手どんぶり
さっそくお店の人に声をかけて、
「勝手丼ぶり」を作ってもらいました。
具は、スタッフさんが取ってくださるようですね。
「サーモンと、うにと、あと、味付いくらも…」
「なかなか高級どころを攻めますねえ」

勝手丼ぶりの平均予算は600円。しかし油断するとそれなりの金額になる

勝手丼ぶりと店員さん
そうして具を選ぶこと約3分、
あっという間に贅沢トッピング丼の完成です。
気になるお値段は、
すし飯(大)300円+味付いくら300円+うに350円
+アナゴ50円+生サーモン50円+キハダまぐろ50円等々…
あれっ、意外とそこそこのお値段になってしまいました。
「だって、それ、今日一番贅沢な丼ぶりですよ(笑)」
「えっ!そうなんですか!」
お兄さん曰く、すし飯(小)のセレクトだと、
合計金額は600円ほどになることが多いとのこと。
少々調子に乗りすぎたようです…
勝手丼ぶり
まあ、結果オーライということにしましょうか。
どうぞご覧ください、この魚介てんこ盛りの特注丼ぶりを。
好きな具だけを選べるといったあたりも、特別感たっぷりです。
これを立ち食いするのはさすがにちょっと大変なので、
ゆっくりと座って食べましょう。
店向かいにはイスとテーブルもあるので安心です。
勝手丼ぶりを食すライター様
手に持つと、丼の大きさは一目瞭然。
それでは遠慮なく、いただきまーす。
もう当然の流れで恐縮なのですが、やはり文句なしに絶品です。
日本最南端の道の駅で食べる、沖縄の新鮮魚介丼。
これは食べない手はありません。
沖縄は美しい海だけでなく、
海の幸ももっと誇るべきですよねー。もぐもぐ。
「あ、それ、沖縄の魚は、今日はキハダまぐろだけですよ」
「そうなんですかー…って、えっ!」

勝手丼ぶりはおいしい。しかし沖縄の魚介オンリーではない

まぐろの中落ち
沖縄の魚介グルメを紹介するつもりが、
想定外の流れとなってしまいました。
勝手丼ぶりがおいしいことには間違いないのですが、
このままでは少々締まりが悪いので、
先ほどの坂下水産の「どれでも1皿250円」も買い求めることに。
まぐろ中落ち(手前)と、本まぐろトロ(奥)、各250円。
まぐろ中落ちは沖縄産です。ここ重要。

気を取り直して、スマートポイントをご紹介

完食した勝手丼ぶり
いやあ、やってしまいました。
でも、おいしかったからいいか…というわけにはもちろんいきません。
しかし、そんなわたしの長い茶番を払拭するほどの目玉商品が
ここ「お魚センター」にはあるので、そちらをご紹介しましょう。
海ぶどう
それは、今度こそ沖縄が誇る海の幸、海ぶどう。
海の宝石、海ぶどう。空港などで購入すると、
安くとも600円はする代物です。
等級が異なるなど、さまざまな違いはあるかとは思うのですが、
それにしたって100円はアンビリーバボーなお値段。
これはココで買わなきゃ損!
海ぶどう手軽なパック
海ぶどうは常温保存で持ち帰りができ、
また重さもほとんどないため、実はおみやげとして最適。
100円なら、バラマキみやげにしてもよさそうですね。
これどうやって食べるの?といったところから、話も弾みそうです。

まとめ:なにはともあれ、日本最南端の道の駅へ行ってみようじゃないか

道の駅内
いかがでしたか?立ち食いグルメでおなかいっぱい、
さらにリーズナブルな価格で海ぶどうが購入できる「道の駅いとまん」。
地元民のにぎわいとは対照的に、
レンタカーの駐車が少ない(=観光客が少ない)穴場スポットのため、
沖縄ツウにはぜひチェックしていただきたいところです。
那覇空港から約20分、沖縄自動車道名嘉地ICから約15分と
アクセスも良いため、フライト前の立ち寄りもおすすめ。
食べ納めや買い納めにも最適なのではないでしょうか。
今回ご紹介したのは「お魚センター」のほんの一部ですが、
先述の通り、まだまだ施設はいっぱいです。
ローカル感たっぷりの日本最南端の道の駅、
今度の沖縄旅行でぜひ訪ねてみませんか?

川村真美

岩手県出身、2008年より沖縄在住。フェリーでふらりと沖縄にやって来て、なにやら離れがたくて、そのまま移住。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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