石垣島市街地から車でおよそ20分。南西部に悠々と広がる「名蔵湾(なぐらわん)」は、島内最大を誇る湾です。随所にマングローブが自生する他、様々な水辺の動植物を豊かに育むことなどから「ラムサール条約」で保護されています。これは八重山でも唯一となる、貴重なエリアです。また、湾岸の中心部に位置する「名蔵アンパル」では、誰でも気軽に潮干狩りを楽しめます。さらに、周辺には、各種お立ち寄りスポットも点在。派手さはないものの、あれこれ楽しめること請け合いです。
名蔵湾

豊かなマングローブや貴重な動植物が群生する島内最大の湾!

ポイントは何といっても、随所に広がる亜熱帯特有のマングローブ林。ヤエヤマヒルギを中心に、オヒルギ、ヒルギモドキ、ヒルギダマシなどの各種マングローブがあちこちに群生。
マングローブ林
随所に広がる亜熱帯特有のマングローブ林
また足元には、写真のドビハゼやシオマネキ、コメツキガニ、ヤエヤマガニ、イシガキヌマエビやコツノヌマエビなど地域固有の希少種もたくさん! 
地域固有の希少種
さらに、セイタカシギやアカアシギ、クロツラヘラサギといった渡り鳥。そして、運が良ければカンムリワシ、リュウキュウコノハズクなど貴重な猛禽類と出逢えることも! さながら小動物達の楽園と言った様相で、八重山ならではの豊かな自然を間近に感じさせてくれます。
八重山ならではの豊かな自然

名蔵アンパルでは気軽に潮干狩りも楽しめる★

主な見所は、県道79号「名蔵大橋」の下に広がる名蔵アンパルです。
河口周辺の砂州で囲まれた干潟
自生するマングローブ林
沖縄県最高峰の「於茂登岳(おもとだけ)」南方を流れる名蔵川河口部に、東西約1.5km、南北約2km、面積約157ha。河口周辺の砂州で囲まれた干潟と、周辺に自生するマングローブ林や原野の広がる風光明媚なエリアです。
干潮時
干潮時には、観光客の散策や、地元住民による潮干狩りなども見受けられます。ちなみに、干潟へは名蔵大橋周辺から簡単に降りられます。
潮干狩り
干潟
せっかくなので橋の下から名蔵アンパルに入ってみましょう。マングローブを間近に見られる絶好のチャンスです。写真は干潮時ですが、満潮時でも岸辺であらば足元も濡れないので、ご安心を。
橋の下

周辺には各種お立ち寄りスポットが点在♪

通年で穏やかな名蔵湾の海面は、潮の満ち引き、陽の高さ・確度、風や潮の流れなど、時間帯で様々な表情を見せてくれます。それだけでも楽しめますが、周辺には、ちょっとしたお立ち寄りスポットも点在。代表的な施設が、名蔵アンパルに隣接するテーマパーク(有料)「石垣やいま村」。見学コースでは気軽にマングローブ林を散策できます(写真左上。以下各施設は時計回り)。また、名蔵湾に沿って延びる県道79号周辺には、飲食処や体験施設も。「宮良農園」(住所:沖縄県石垣市新川1134/電話:0980-83-4077)、「ハイタイドカフェ」では、いずれも情緒ある湾を一望できます。更に、「みね屋工房」では、花織みんさの展示販売や、染織体験も人気です。
代表的な施設
派手さはないものの、石垣島の自然と素朴に触れ合える貴重なエリア。喧騒とは無縁の静かな石垣島を体験したい方は、ぜひとも立ち寄ってみてくださいね。
橋の上から見た干潟

スマートポイント

潮干狩りや美しいマングローブの風景を拝むなら、干潮時、それも満潮の3時間程度前がグッドです。前もって潮位表をチェックした上で、旅程を立てましょう。

記事内では紹介仕切れてませんが、湾岸には、他にも飲食店に宿泊施設、ビューティ系まで、まだまだ各種コンテンツが目白押し。[名蔵湾 ●●●]で検索してみてくださいね。

一般に名蔵大橋周辺が見所ですが、南は「フサキビーチ」、北は屋良部半島南端の「大崎」あたりまでが湾一体です。随所で海辺に降りられる箇所があるので、お気に入りスポットを見つけましょう。

J-TRIP沖縄ツアー
ライターアイコン

ライターのオススメ

国指定の鳥獣保護区の名蔵アンパル。残念ながら、自然破壊や乱獲などで、近年各種生物の個体数の激減が報告されています。自然を敬い、あくまでも「入らせてもらう」気持ちで。もちろん、ゴミは持ち帰るのが鉄則!

Writer : 小川研

執筆記事一覧>>

世界を歩きまくって醸成されたオンリーワンのフィルターを媒介し、沖縄情報を立体的に熱(苦し)く伝える。

新着記事 一覧を見る>> 記事ランキング 旅行のマニュアル 旅行のマニュアルおすすめ記事 人気の沖縄定番観光スポット 定番スポット一覧を見る>> 沖縄のおすすめグルメ グルメ記事の一覧を見る>> おすすめ特集記事 特集記事一覧を見る>> 人気のキーワード 一覧を見る>>
沖縄ツアーを探す 沖縄フリープラン 沖縄ファミリープラン 沖縄カップルプラン