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[渡嘉敷島]日帰りもOK!な
“ケラマブルー”ダイビング

那覇市の西方20〜40kmの東シナ海上にある大小20余りの島々「慶良間諸島」。国立公園にも指定される風光明媚な周辺海域には、100以上ものダイビングポイントが点在し、国内外からダイバーが集います。この、“ケラマブルー”と呼ばれる、沖縄有数の“美ら海”を堪能すべく、諸島内最大にして、最多人口を誇る人気の離島「渡嘉敷島」で、日帰りダイビングに挑戦です!
船上からの眺め

ライター : 小川研

2017.11.25

日帰りダイビングは那覇発か離島渡航かの二者択一!

初めに、那覇から日帰り慶良間ダイビングを楽しむ場合、利用するマリンショップとして、在「本島」または、在「離島」、二つの選択肢があります。前者のメリットは、市内の宿や空港からレンタカーなどでショップに行くだけとお気軽です(後者は自ら離島へのアクセスが必要)。デメリットは決められた海域でしか潜れず、また離島に上陸することもありません(後者は、各島それぞれの業者のみ侵入が許可された海域、地元ならではのオススメポイントで潜ることが可能)。料金や催行時間など、コストパフォーマンスをよく見定めて、各々プランを練りましょう。今回は後者、渡嘉敷島のマリンサービス「シーフレンド」を利用します(要事前予約)。
潜る準備

渡嘉敷島の海でも地形ポイントとして知られる「灯台下」

泊港から渡嘉敷港まで高速船でわずか35分。港から、シーフレンド本店のある阿波連集落までは、無料送迎があるので安心です。なお、島内の各ショップでは、各種プランも豊富で、ほとんどが日帰りで2ダイブも可能です。
高速船で移動
今回攻めるポイントは、阿波連港からボートでおよそ5分。渡嘉敷島南東部「阿波連崎灯台」付近の「灯台下」。ダイナミックな地形を堪能できる慶良間諸島屈指のポイントです。深度は、最大約18m・平均約11mで、潮の流れも比較的緩やかなため、初心者でも安心してファンダイビングを堪能できます。
ポイントに移動

巨岩にクレバス… 大迫力の海底洞窟に侵入!

8月末、この日のコンディションは、水温29.6度、透明度は20m。準備が整ったところで、いざダイブ・イン! するとすぐ目の前にそびえ立つ巨大な岩&底知れぬクレバス…。その迫力にドギマギ!
灯台下
目玉は何といっても「海底洞窟」。狭い入口を慎重に通り抜け、潜入…。最初は真っ暗で何も見えませんが、徐々に目が慣れ、ディテールに目を凝らすと、大小様々、幾重もの岩が確認できます。アーチ、ホールやケーブなど、地形を構成する複雑な景観はダイナミックのひと言!
海底洞窟
ところどころに差す頭上からの陽光が、スポットライトのごとく海底を照らします。この幻想的な光景、一度見たら忘れられないでしょう…。
幻想的な眺め
日差しが差し込む穴々から顔をのぞかせる海面付近の明るい青は、空のスカイブルーそのもの。光と影の見事なコントラストは溜息が出るほどの美しさ…。もちろん時間帯で光の角度や色は刻々と変化します。
生き物を追う

浅瀬ではお目にかかれない様々な生物達と邂逅

水深15m以下ともなれば、もちろん浅瀬ではお目にかかれない特徴的な生物達とも出逢えます。特に、洞窟付近では、リュキュウハタンポやネッタイミノカサゴなど暗い場所を好む特徴的な種も姿を現します。
深海の魚
珍しい生き物
さらに、ハナビラクマノミ、アマミススズメダイ、ハタタテハゼなど、個性的なイデタチの種もたくさん! 
個性的な生き物
魚の群れi
鮮やかな生き物
他にも、アカマツカサ、アオギハゼ、といった大小様々、無数の熱帯魚がそこかしこに群れをなします。もちろん、魚類以外にも、ウコンハネガイ(写真)やオランウータンクラブ、イセエビといった貝類や甲殻類。更に、ミゾレウミウシ(写真左)やコイボウミウシなどの小さな生物達も少なくなく、マクロ撮影を嗜むダイバーは大興奮確実です。
変わった生物
珍しい生物

多様な表情を見せてくれる慶良間諸島の豊かな海域

この様に、ケラマブルーが眩い慶良間諸島、そして渡嘉敷島の海では、沖縄本島ではあまり見られなくなった、豊かな海の生態系、その息吹を力強く感じさせてくれます。
豊かな自然の中
今回は、地形ダイブを堪能しましたが、渡嘉敷島には、他にも、魚影の濃い漁礁ブロックの「海人」、浅瀬の真っ白な世界「ハナレビーチ前」、ウミガメに高確率で出逢える「アリガー南」などポイント多数。その日の海況やショップの判断で攻めるポイントはあれこれですが、世界に誇るケラマブルーの幻想世界を、とことん満喫できるのはいずれも同じ。ぜひ一度挑戦を!
優雅なウミガメ

スマートポイント

  • 「灯台下」の、真上から陽の光が差し込む光景を見るためには、時間帯として正午前後がベストです。あらかじめ、利用するマリンサービスやショップに希望を伝えておきましょう。
  • 言うまでもありませんが、飛行機に乗った(または乗る)日は、気圧の関係で、ダイビングは不可ですので、初心者(体験ダイビング)の方はご注意を。
  • シーフレンドでは、各旅行代理店による、那覇からの「日帰りツアー」も販売。定期船を含めた内容につき、更にお手軽。要検索!

おすすめポイント

この際、水中デジカメの購入をオススメします! 防水性能は水深15mから、最近は30mまでOK!というツワモノもあるので、安心です。ちなみに、今回は15mまでのもので18mまで潜り、ちょっと冷や汗ものでしたが、無事生還です(笑)

小川研

世界を歩きまくって醸成されたオンリーワンのフィルターを媒介し、沖縄情報を立体的に熱(苦し)く伝える。

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