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グルメグルメ

2017.09.04

体においしいビーガン料理
自然食とおやつの店mana

writer : 仲濱淳

ビーガン料理メニュー
「ビーガン料理」と聞いて、どんな料理を連想しますか?ベジタリアンの人専用の料理?動物性の食材をいっさい使っていない料理なので、ボリュームが少ない?物足りない?それとも、とってもおいしい料理?

ビーガン料理未体験の方は先入観なしに、まずは「自然食とおやつの店 mana(マナ)」へ行ってみてください。きっと、お気に入りレストランリストに、新しく加わるはず。もちろんビーガン料理が好きな方は、満足すること間違いなし。Manaは、誰しもが幸せになれるレストランです。

注目の街、那覇の壺屋の路地裏に佇む

近年、沖縄にはビーガンやベジタブル料理を提供するお店が続々オープン。健康志向の高まりとともに、人気を集めています。そんな中manaは、2014年に那覇市の壺屋と呼ばれる地域に店を構えました。

「自然食とおやつの店 mana(マナ)」
車がやっと通れる程度の細い路地に佇むmana。小さな看板が出ていますが、グリーンの外観と大きな窓ガラスを目印に、探してみてください。
広々とした店内
広々とした店内。奥には座敷席があり、小さな子ども連れに人気です。
奥にある座敷
ナチュラルな木製家具
植物と木製の家具、大きな窓から差す陽の光。店を作るすべてのものがナチュラルで、ゆったり旅の疲れを癒してくれそうです。

体に良いものだけを作りたい

この店を切り盛りするのは、二人の女性。河合夏代さんと吉田万美さんです。
この店を切り盛りする二人の女性!河合夏代さんと吉田万美さん
二人は以前、首里のビーガン料理レストランで働いていました。残念ながら今ではその店はなくなってしまいましたが、店のレシピを引き継ぎつつmanaをオープン。「食べたものが体のすべてを作る」という考えのもと、食材にはとことんこだわります。旬の沖縄産の自然栽培野菜を中心に使い、もちろん調味料類も完全無添加。さらに、以前は小麦粉で作っていたお菓子を、グルテンフリーの材料に変え始めました。
グルテンフリーの食材
「調理していて時間がないとき、スコーンをつまむことが多かったんです。でも何となくお腹に重いと感じていて。小麦粉を使わないグルテンフリーのスコーンを作って食べてみたら、体が軽くなりました」ビーガン料理もグルテンフリーのお菓子を作るのも、自分達が身をもって「いい!」と感じた結果なのです。

全部で10種類!おかずたっぷり日替わりプレート

人気のランチメニュー「日替わりベジプレート(1,100円)」
人気のランチメニュー「日替わりベジプレート(1,100円)」は、何と10種類ものおかず入り!これだけバリエーション豊かなのに、当然ながら肉や魚、卵、乳製品はいっさい不使用というから驚きです。
ナーベラー(ヘチマ)とゴーヤーのとうきびクリーム
こちらはナーベラー(ヘチマ)とゴーヤーのとうきびクリームです。「沖縄産の旬の野菜を使う」というのがmanaのポリシー。旬を大事にするとなると、一定期間、同じ野菜が続くこともしばしば。だからといって、県外から別の野菜を取り寄せることは極力しません。味付けや調理法などで変化を出します。
ラゴンフルーツのつぼみを使ったかき揚げ
こちらは珍しいドラゴンフルーツのつぼみを使ったかき揚げ。沖縄でも滅多に市場に出回らない珍しい食材を食べられるのも、地のものにこだわっているからこそ。
旬の沖縄の食材がたっぷり
「沖縄の野菜は生命力がとても強い」と、河合さんと吉田さん。だからこそ、旬の沖縄の食材を使いたい。manaの栄養価が高い自然食は、二人の強い思いの元、作られているのです。

体に安心・安全なmanaのおやつ

グルテンフリーの「ソイショコラ(540円)」
「おやつの店」と店名にもある通り、スイーツ類も充実しています。こちらはグルテンフリーの「ソイショコラ(540円)」。他にも焼き菓子やプリンなどが揃います。もちろん動物性の食材は、いっさい使われていません。アレルギーを持つ子がお店に来たとき、お菓子のショウケースを見て「全部食べられる!」と大喜びだったそう。
自分たちが畑で作った食材でメニューを作るのが二人の今後の目標
おいしくて、自然で、栄養たっぷりの料理を生み出し続ける河合さんと吉田さん。これからの夢を聞くと「自分たちで、畑で食材から作ってみたい」との答えが。「もっと気軽に、身近に無農薬の食材を使ってほしい。そのきっかけをmanaで作っていきたい」と語ります。

manaが野菜や調味料すべてを作る「自然食の店」になる日は、近いのかもしれません。

スマートポイント

  • 場所は、壺屋やちむん通りの入口にある「壺屋焼き物博物館」から徒歩約1分。やちむん通りの散策中の休憩にもおすすめ。
  • ランチメニューは、ほかにも「お豆のカレー(セットで1,100円税」などがあります。ランチと一緒にスイーツを頼むと、50円~100円の割引があります。
  • コーヒー、ハーブティーなども充実(400円~)。食事なしでお茶だけの利用も可能です。

ライターのおすすめ

すべての料理の食感が異なるのがおもしろい!軟らかかったり、サクサク、ザクザクしていたり。肉や魚が入っていなくても、十分満足感が得られるのは、その種類豊富なおかずとバラエティーに富んだ食感にありそうです。

仲濱淳

沖縄の観光誌とウェブマガジンで、ひたすら情報を
かき集めてきた感覚を駆使して、旅に即効で役立つネタをお届けします。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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