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大浜海岸(石垣島)

散策が楽しい、オヤケアカハチ
と深い縁のある大浜海岸一帯

writer:編集部(2020.02.04)

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「大浜海岸」は石垣島南東部、国道390号線沿いに広がる海岸。宮良湾に注ぐ磯部川河口からマエサトビーチまで続き、海岸保全区域に指定されている。海岸東部には散策路が敷かれており、人々がジョギングや散歩を楽しむ姿が見られる。海岸西部には崎原公園があり、オヤケアカハチの碑や津波大石を見ることができる。海水浴場として整備はされておらず、遊泳は推奨されていないが、さまざまな動植物を見ながらゆっくりとした時間を過ごすことができる。

Point1

大浜海岸とオヤケアカハチ

15世紀後半の人物であるオヤケアカハチは波照間島に生まれ。群雄割拠の時代である石垣島の大浜近辺に居宅を構え、酋長的な役割を果たしたとされる。後に琉球国王に反旗を翻して「オヤケアカハチの乱」を起こした。大浜海岸周辺はオヤケアカハチとの縁があるため、崎原公園付近にはその像や碑が建てられている。また、浜辺にはオヤケアカハチの足跡が残ったものとされる奇岩の窪みがある。

Point2

崎原公園のヒメキランソウ

崎原公園はヒメキランソウの花畑でも知られており、例年3月中旬から下旬には紫色の花が一帯に広がるのを見ることができる。ヒメキランソウはシソ科の植物で、台湾から九州にかけて分布する。地域の住民によって3、4年前に植えられたもの。その小さな花を保護するため、花畑に足を踏み入れることはできない。なお、気温や天候の状況によっては見頃となる時期が半月ほどずれることもあるので注意。

Point3

南十字星の観測スポット

崎原公園付近の堤防に「南十字星観測時刻表」の看板がかけられているように、石垣島の南に面した海岸では、2月から4月あたりの春先に南十字星を観測することができる。南十字星は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』ではサザンクロス駅として登場することで知られているが、本州ではその全体を見ることはできない。石垣島では海面付近にその全体の姿を見せる。よく晴れた夜でも海面付近は薄雲が重なりやすいので、観測するのはやや難しい。

※こちらは、公開日が2016年5月28日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

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