* * menu
閉じる

ホテルホテル

2021.08.30

どんな服装で行けばいい?
ホテルの朝食の種類とマナー

writer : 編集部

旅行先で迎えるいつもと違う朝、食事の時間はゆったりと過ごしたいもの。でも慣れないホテルでの朝食ってなんだか緊張しますよね。どんな食事が出るの?どんな服装で行けばいいの?マナーは?…などなど、あらゆる不安を解消して旅行中の一日のはじまりを優雅なひとときにしましょう。

ホテルの朝食はスタイルいろいろ

予約を入れる際には朝食の具体的な内容がわからないことが多いものです。
朝食の内容はホテルを選ぶ一つのポイントとなるので気になる人は、予約の際に必ずご確認を。

★ ほかにもいろいろある! ホテル選びのポイントの紹介はこちら★ ほかにもいろいろある! ホテル選びのポイントの紹介はこちら
[旅行の成功はこれで決まる!失敗しないホテルの選び方]

では実際にどんな種類があるかを見てみましょう。

国内旅行はジェイトリップ

1.

ビュッフェ(buffet)

ビュッフェ
写真のようなビュッフェ台に並んだ料理を、好きなものを自分で取って食べる形式のことを「ビュッフェ」、または「ビュッフェスタイル」と言います。
ビュッフェの語源はフランス語の「buffet」で、立食形式の食事・食卓を意味し、列車や劇場などの簡易食堂のことを指しています。そこから立食やセルフサービスでの食事を意味するようになり、現在では「ビュッフェ = 食べ放題」というイメージに繋がっているようですが、実際には、食べ放題とは限りません。あらかじめ量が決まっている場合が多いのが本来のスタ最近では、大型ホテルを中心にビュッフェスタ取り入れるところが増えてきています。

2.

バイキング

「バイキング」とはいろんな種類の料理が並び、好きなものを好きなだけ食べることができる、食べ放題形式の食事のことを指します。ビュッフェと違い、時間内であれば無制限に料理が出てくるケースが多いようです。
「バイキング」は和製英語で、日本国内でのみ通用する言葉です。海外でバイキングと言っても通じないのでご注意を!
食べ放題形式を「バイキング」と日本で呼ぶようになったのは1950年代のことで、当時の帝国ホテル支配人が北欧を旅した際に出会ったのがきっかけ。日本で初めて食べ放題形式を取り入れたレストラン「バイキングレストラン」をオープンさせたのだそうです。この食事スタイルが人気を博したことをきっかけに、レストランの名前である「バイキング」が一般的に食べ放題の総称として使われるようになりました。

3.

コンチネンタルブレックファスト

コンチネンタルブレックファスト
基本的に温かい食べ物がないセットメニュー(定食形式の献立)のことを言います。
例えば、パンはトーストでなく、ロールパンやクロワッサンの場合が多く、それにコーヒーか紅茶がセットされた軽食と言われるものです。

4.

アメリカンブレックファスト

アメリカングレックファスト
前述のコンチネンタルブレックファストに、火を通して調理された料理が加わります。
卵料理やベーコンまたはウインナーなどの肉料理が加わるのが一般的。
パンはトーストの他、パンケーキやワッフル、フレンチトーストなどからチョイスできる場合もあります。

5.

セットメニュー

朝食
「セットメニュー」と記載される場合、和食の場合はご飯とお味噌汁、お惣菜が一人分ずつセットになったもの、洋食の場合は、前述のコンチネンタルブレックファストやアメリカンブレックファストとなります。
ご飯、お味噌汁、スープなどはおかわりができる場合もありますが、基本的には決まった量の提供となります。

6.

ルームサービス(部屋食)

ルームサービス
お部屋に食事が配膳され、室内で食事をする方法です。
ホテルでは旅館と違い館内のレストランで朝食をとる場合が多く見受けられます。
しかし、せっかくくつろいでいるのにレストランに行くために化粧や着替えなどの準備をするのは面倒という方やお部屋でのんびり優雅に済ませたいという方、またお子様連れの方にも、お値段は割り増しとなるケースもありますがおすすめします。

ホテルでの朝食時に気をつけたい5つのポイント

Check1

マナー(服装)

マナー
基本的に宿泊するお部屋以外は公共のスペースです。
館内のレストランでもパジャマや浴衣などのルームウェアやスリッパのままでのご利用を断るところもあり、外出して食事をするように着替えて、靴を履いて行く必要がある場合もあります。
禁止されていない場合でも、マナーの観点から、最低限の身じたくをしましょう。
また、ドレスコードが決められていて、短パンやタンクトップ、ビーチサンダルは禁止など服装の形式を重んじるレストランもありますので、旅行の予約時、もしくはチェックインの際にドレスコードなどの規定を確認することをおすすめします。
食事中に大声で談笑、大声でスタッフを呼ぶ、お子様連れの場合に走り回ったりすることは、マナー違反なので気をつけましょう。

国内旅行はジェイトリップ

Check2

朝食時間

朝食の提供時間はチェックインの際に必ず確認しましょう。
出発時間が早すぎて朝食を取れない場合は、テイクアウト用のボックスを準備してくれる場合もありますので事前に相談してみましょう。
事前に朝食付きで予約している場合、食べないからといって返金のお願いは受け付けてもらえませんので、出発時間が早い場合は予約時に確認しましょう。

Check3

持ち物

客室はオートロックされることが多いので、食事の際にもルームキーはお忘れなく。
貴重品以外の大きな荷物は持たず、貴重品もショルダーバッグなどに入れてなるべく両手が自由になるようにしておくと料理を取りにいくときなどに便利です。
また、新型コロナウイルスの感染対策のためにマスク着用が義務付けられている場合が多いですので、マスクも忘れずに。
チェックインの際にチケットを受け取った場合には、チケットも忘れないように持参しましょう。
チケット制ではない場合は、部屋番号を伝えたり、ルームキーの提示をしたりすることで確認されます。
朝食を食べ終えたらそのままチェックアウトをしたい、チェックアウト後に朝食を食べたいという方もいらっしゃると思いますが、レストランに大きな荷物を持ち込むのはマナー違反。
どうしても大きな荷物がある場合は、フロントで預かってもらいましょう。
国内旅行はジェイトリップ

Check4

ビュッフェ/バイキング利用時のトレーとお皿

ビュッフェのお皿
最初に料理を取りに行く際にはトレーを利用すると便利ですが、料理が足りず新しい料理を取りに席を立つ場合は必ずしもトレーを使う必要はありません。
フォーマルなビュッフェでは、料理を取りに行くたびに新しい皿に取り換えるのが正式なマナー。
カジュアルなビュッフェであれば、同じお皿で何度も料理を取りにいってもマナー違反にはなりません。
しかし、「まだ使えるお皿を交換するのは申し訳ない」という思いで同じお皿を使い続け、異なる料理を同じお皿で取り分ける方が不作法になります。追加の料理を取りに行くときに新しいお皿を使うことで料理の味を壊さずに食べることができます。
使い終わったお皿はそのままテーブルに置いて手ぶらで次の料理を取りに行くと、気の利くホテルであればその間に空いたお皿を下げているはずです。

なお、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、一度利用したトレーやお皿の再利用を禁止しているホテルもあります。
禁止事項やマナー違反ではなくても、使い終わったお皿はそのままテーブルに置いて、新しいお皿を使うのがスマートですね。

Check5

食事中に席を外す場合

違う料理を取りに行くときなど席を外す際には、ナプキンを椅子の座席に置くか、背もたれにかけておくと「まだ食事中です」の合図となります。
また、食事マナーで「食事中です」の合図として、使い終わったお皿の上にナイフとフォークをハの字に置いて置くというものがあります。
日本国内であっても、席を外す場合は不用心にルームキーやバッグを置きっぱなしにはしないでくださいね。

ランクにもよりますが、いつもとは違ったちょっとリッチな朝。
これから始まる1日をきっと優雅なものにしてくれることは間違いありません。服装やマナーをしっかり事前チェックして、5つのポイントを守ればきっと良い旅行の思い出がひとつ加わるはずです。
良い旅は良い朝食から

※こちらは、公開日が2016年3月3日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

国内旅行はジェイトリップ

JALで行く!国内ツアーは格安旅行のJ-TRIP

  • Facebookロゴ
  • Twitterロゴ
  • LINEロゴ
  • Pinterestロゴ
  • リンクをコピーする
  • この記事をシェアする
  • Facebookロゴ
  • Twitterロゴ
  • LINEロゴ
  • Pinterestロゴ
  • リンクをコピーする

記事検索

ツアー検索