たくさんの楽しい思い出を作ることができる沖縄旅行ですが、
気をつけなければいけない独特のルールもあります。
そのひとつが、持ち出してはいけない植物があること。
沖縄には、本土には存在しない、農作物に被害を与える
特別な病害虫がいます。この病害虫のまん延を防止するために、
あの、「紅いもタルト」で有名な紅いもや植物類の一部が
法律によって持ち出し制限されています。
知らずに持ち出してしまうと罰せられることもあるので、
きちんと把握しておきましょう。

イモ類

● サツマイモ

● 紅いも(サツマイモの一種)

持ち出しが禁止されている紅芋

 

● 空芯菜(別名:ヨウサイ)

※ サツマイモ属の野菜。
沖縄では「ウンチェー」と呼ばれています。
外見はサツマイモに似ていて、
茎が空洞になっています。

クーシンサイ

サツマイモに寄生するアリモドキゾウムシやイモゾウムシなどの
害虫が沖縄全土や奄美大島などの南西諸島で発生しています。
もちろん加工済で商品化されている「紅いもタルト」などは持ち出しても
問題はありませんが、紅いもそのものを本土に持ち帰ることは
禁止されています。

その他の植物

● ノアサガオ、モミジバヒルガオ、グンバイヒルガオなどの
生茎葉および地下部

● カレーリーフ(オオバゲッキツ)

その他の持ち出し禁止の植物

● ミカン、ゲッキツ、
シークヮーサー(ヒラミレモン)
などの苗木類

柑橘類の苗木

特に紅いもは沖縄の特産品というイメージも強いので、
お土産にしようとする人も少なくありません。
どうしても生のまま持ち帰りたい場合は、
指定機関で消毒を受けることもできます。
ただし、作業に2、3日かかりますのでご注意ください。
指定機関:那覇植物防疫事務所、門司植物防疫所名瀬支所
(事前予約必須、無料)

規制は解除されたもの

以前はマンゴー、パパイヤ、パイナップルなどの果実も規制されていましたが、これらに寄生するミバエという害虫が根絶されたと認定されたため、
平成5年に規制解除されました。
なので、果実はお土産として自由に持ち帰ることができます。

本土に生息しないはずの寄生虫がまん延してしまうと
本土の食物に被害を与えてしまいます。
安易に持ち帰らず、持ち出し禁止のルールをしっかり確認しておきましょう。