神戸・南京町をはじめ、豚饅を買えるお店は数あれど、やはり押さえておきたい老舗の豚饅といえば、神戸っ子も納得の、老祥記・三宮一貫楼・四興樓の3店舗でしょう。今回はこの3店舗の豚饅を食べ歩きして、それぞれの魅力を紹介します。

元祖豚饅頭といえば南京町・老祥記

南京町ゲート
南京町 中華街通り
老祥記外観
老祥記豚饅
曹家包子館外観
神戸の中華街・南京町。南京町の中心に位置する南京町広場前の豚饅専門店「老祥記」は、いつも行列ができている人気店です。1915(大正4)年に創業、一代目店主が神戸に店を開いたのがはじまり。中国の天津包子という饅頭を、味・名称ともに、日本人になじむものにしようと考え「ぶたまん」を生み出したのがこの店。こちらの豚饅は、一口大で手軽に食べられるのがいいですね。一口目を食べるとジューシーな肉汁がじゅわ~~! 味もしっかりしています。お店で食べるなら3個(240円)から、持ち帰りも3個からです。定休日でも大丈夫。南京町広場をはさんで向かい側の姉妹店「曹家包子館」でも同じものを販売しています。熱々を食べるのが常套ですが、お土産などで冷めてしまった場合は、強火で10分ほど蒸しなおすか、フライパンに多めの油を入れきつね色になるまで焼くのもおすすめです。

肉汁たっぷり甘みがある一貫楼の豚饅

三宮一貫楼外観
三宮一貫楼 豚饅
カウンター席
三宮一貫楼 豚饅
お持ち帰り用豚饅
三宮一貫楼の本店は、JR元町駅の東口から少し南へ下った一筋目の東角にあります。創業1954(昭和29)年、今の場所に本店を開いたのは1964(昭和39)年のこと。昔ながらの味を守り通している「豚まん」は、広東料理がメインの店の大看板メニューです。餡は豚饅専用に作る10㎜の粗挽きミンチです。底は厚めに先は薄めに一つずつ手で延ばし、多いときは1日4,000~5,000個包むことも。それではさっそく食べてみましょう。こちらの豚饅も肉汁がすごい! そしてタマネギの甘みがしっかり効いています。皮もふんわりもっちり。餡と皮のバランスも抜群です。こちらお店の前にスタンドテーブルを設置しており、ソース、しょうゆなども置かれています。もちろん2階の店舗内でも広東料理とともに食べることも可能。豚まんは1個190円。持ち帰り用は何個でも。地方発送にも対応しています。食べやすいサイズのちび豚まんも大好評です。

四興樓の特製豚饅は神戸人も納得の味

四興楼
四興楼 豚饅
アンがたっぷり
四興樓は、JR・阪神元町駅西口の道路を挟んだ向かい側、元町プラザビルの1階にあります。創業は1950(昭和25)年。広東料理を主とした中華料理の店として開店しました。大衆中華料理の老舗として昔から地元の人や観光客に愛されてきた四興樓の特製豚饅は、開店当初からの看板商品。大きな豚饅を毎日職人が一つひとつ丁寧に包んでいます。生地をこねるときに程よく空気を入れながら練り上げることで、蒸し上がりのほっこり感を出しています。具は厳選の国産素材を使用し、添加物は一切なし。タマネギ、ひき肉などをしっかり煮込み、しょうゆベースで味付け。シンプルな製法で素材本来の味を引き出しているのです。こちらのお店でも店内でいただくことができます。お持ち帰りも含め2個以上の注文が決まり。確かに大きい。やはりここでも肉汁がじゅわ~~!皮もほんのり甘くてもっちもち。印象に残る皮です。特製豚饅は1個190円。

甲乙つけがたい3店の豚饅

3種類の豚饅食べ比べ
3店の豚饅をいただきましたが、どちらも甲乙つけがたいおいしさ。それぞれ特徴はありますが、肉汁がじゅわ~とあふれ出すのは各店共通。皮や餡の味付けは、もうそれぞれの好みの問題ですね。神戸っ子も個人的なお気に入りがあります。3店とも元町駅界隈で、徒歩圏内。あなたもぐるりと回ってお気に入りを見つけてはいかがでしょうか。

KOBE豚饅サミットを毎年開催

この3店が発起人となり、毎年11月11日を豚饅の日と定め、阪神・淡路大震災を経験した神戸を豚饅で元気にしようとするイベント「KOBE豚饅サミット」を2011年から毎年開いています。サミットでしか味わえないオリジナルの豚饅を販売するなど、楽しいイベントが盛りだくさんです。ぜひ参加しましょう。

スマートポイント

いつも行列ができている老祥記だが、比較的混雑の少ない時間帯は平日の10時半~11時半と17時半~18時半。

三宮一貫楼では、持ち帰り用に熱々と冷ましたものとを選ぶことができる。長時間持ち運ぶ場合は、冷ましたものの方が匂いが少なくてありがたい。

四興樓では、定食、麺類、ごはん類、スープ類を注文したら、ミニ豚まんを100円で付けることができる。(平日15時までの限定・テイクアウト不可・限定20食)

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ライターのオススメ

熱々はもちろん帰ってから温めなおしてもおいしかったです。どこの豚饅もアベレージ以上。厳選素材を使っているところも手作りにこだわわるところも同じ。あとは食べる人の好みの問題。私もお気に入り見つけました。

Writer : 磯本歌見

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関西最西端・忠臣蔵の故郷「赤穂」に住みながら、フットワークの軽さを活かして京阪神・奈良まで取材へ。仏像ガールでご朱印女子。

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