軍艦島ってどんな島

軍艦島は、長崎県長崎市にある端島(はしま)という小さな海底炭鉱がある島です。
島全体を覆うような岸壁と鉄筋コンクリートの建物が立ち並ぶこの島は、海上から見ると軍艦「土佐」に似ていることから軍艦島と呼ばれるようになったそうです。
今も廃墟として残る鉄筋コンクリートの集合住宅が建てられ始めたのは、今から100年ほど前の大正時代。最盛期と呼ばれた昭和35年(1960年)には、東京ドームのグラウンド5個分ほどの大きさに約5,300人もの人が住んでおり、東京都の約18倍の人口密度だったのは驚きですね。
この小さな島の中に小中学校や病院、共同販売所や映画館などの娯楽施設も完備されていました。都市機能を備えた炭鉱の島は昭和49年(1974年)に閉山し、以降30年以上も無人の島となっていました。
平成21年(2009年)からは島の一部の一般公開が始まり、平成27年(2015年)7月5日には、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の一つとして登録されました。
軍艦島は、長崎の歴史を感じる人気の観光スポット。最近では映画やテレビドラマのロケ地としても人気になりました。ジェイトリップの軍艦島上陸ツアー付きプランで、魅力あふれる軍艦島を見に行きませんか。