1. 明月堂 博多通りもん

福岡旅行のお土産として定番となっているおまんじゅう｡おまんじゅうと言っても原料にバターや生クリームが使われていてしっとりとしています｡

知名度があり､福岡市内ではよく見かけますが､福岡市を出るとあまり売っていないので､帰りの空港が福岡空港以外の場合は見つけたら買っておきましょう｡

賞味期限は3～4週間､おまんじゅうは個包装になっているので配りやすいのもお土産として人気のポイントです｡

2. カステラ

長崎の名物カステラは､お店により味が異なり好みは分かれますが､長崎の方に美味しいカステラはどこのお店のかと聞くと､福砂屋､松翁軒､文明堂が名前の挙がる名店ではないでしょうか｡

福砂屋､松翁軒は江戸時代創業で老舗､文明堂は新しいですが､それでも1900年創業といずれも長年長崎の人に愛されてきたお店です｡

福砂屋は生地のキメが細かくて甘め､松翁軒は粗目の生地で弾力があります｡文明堂はあっさりとしていてスタンダードで食べやすいというそれぞれの特徴があるので､好みで買ったり､食べ比べのためにいろいろなお店で買ってみるのもいいですね｡

3. 福太郎 めんべい

福太郎のめんべいは､福岡のお土産の新定番として定着したおせんべい｡明太子のほんのりとした辛さがクセになる！おやつとして､お酒のおつまみとしても人気です｡

基本の「プレーン」のほか､「ねぎ」「マヨネーズ」「辛口」など味にバリエーションがあり､マヨネーズは子供でも食べやすいのでおすすめです｡

値段が安くて2枚ずつ個包装になっているのでばら撒き用のお土産としても便利です｡

4.東雲堂 二〇加煎餅

古くから博多の郷土芸能として親しまれている博多仁和加のお面をかたどったおせんべいです｡

「二〇加煎餅」と聞いてわからなくても､おまけでついてくるお面を見れば「見たことある！」となるのでは？

サイズは特大､中､小の3種類あり､素朴な味わいのおせんべいなので､老若男女に親しみがあり食べやすいのではないでしょうか｡

賞味期限は製造から60日と日持ちがするのでお土産として渡しやすく､渡した時にくすっと笑ってもらえるお土産ですね｡

5.名菓ひよ子

関東の方は「ひよ子」は東京のお土産だと思っている方も多いと思いますが､「ひよ子」は大正元年に福岡で生まれたお菓子です｡

直営店ではおまんじゅうの他､ひよ子の形をしたサブレーや焼き菓子､季節限定のゼリーなどもあるので､ぜひ福岡を訪れる際は､直営店での購入をおすすめします｡

また､通常の5倍のサイズの「大ひよ子」や4種類の大きさのひよこが入った「ひよ子家族」など見ると思わず買いたくなる可愛らしいひよ子がたくさん並んでいます！

6.よりより

「よりより」？となると思いますが､「よりより」は長崎のお菓子です｡

中国から伝わったお菓子で「麻花兒」と書くのですが､読みにくいため「唐人巻」や見た目から「よりより」と呼ばれています｡

小麦粉をこねて､生地をねじねじして油で揚げたお菓子で､素朴な味なのですが､クセになるお菓子です！

とても硬いので高齢の方や小さなお子さんへのお土産としては控えたほうがいいかもしれませんのでご注意を｡

7.皿うどん

長崎名物皿うどんの麺は太麺と細麺があり､太麺は茹でたものですが､細麺は揚げてありパリパリです｡

長崎で皿うどんを食べて､自宅でも作りたいなと思ったとき､太麺であれば太めの中華麺や焼きそば用の麺などで代用することができますが､細麺を自宅で作るのは手間が…｡

長崎では揚げた細麺と､粉末スープがセットになったレトルトの皿うどんが数多く売られていて､野菜を炒めて粉末スープで味付けをすると餡になり､麺にかけて食べるだけとお手軽に細麺の皿うどんが楽しめます♪細麺の皿うどんが気に入ったらぜひお土産にしてみましょう！

8.地獄蒸しプリン

大分の名物といえば温泉｡その温泉の上記を利用した蒸しプリンが別府のご当地スイーツとして人気です｡

別府では数多くのお店でプリンが提供されていて､それぞれのお店で特徴があるのでプリン好きの方はぜひ食べ歩いてみましょう｡

お土産品として持ち帰りが可能なプリンもあり､冷蔵で1週間ほど保つ場合もあるので､ご自宅用や数日中に渡せる場合のお土産としておすすめです｡

9.柚子製品

大分県では柚子の栽培が盛んで柚子を使ったジャムや柚子胡椒､お菓子などが名物です｡

特に柚子胡椒は大分県が発祥とされていて､古くから家庭で造られて鍋料理や味噌汁､刺し身の薬味として使われてきました｡

ローカルな柚子胡椒も数多くあり､赤唐辛子を使うのか､青唐辛子を使うのかや､塩加減などにより味が異なるのでぜひ食べ比べてみてください！

10.辛子蓮根

熊本名物の辛子蓮根は､江戸時代の熊本藩の藩主が病弱で､れんこんが体に良いと進められたことから作られた料理です｡

熊本城を築城した加藤清正が､非常食用としてお城の堀で蓮根を栽培しており､その蓮根を殿様が食べやすいように味噌と和からしを混ぜたものを穴に詰めて､小麦粉や卵黄で衣をつけて揚げたものです｡

明治維新まで辛子蓮根のレシピは細川家の秘伝であったため､全国的に広がることはなく､今でも熊本の名物であり､お土産としても人気です｡

11.いきなり団子

「いきなり団子」は熊本の名物で､厚さ1cm程度に輪切りされたサツマイモにつぶあんを載せ､小麦粉を練った生地で包んで蒸したお菓子で､団子というよりはおまんじゅうほどの大きさです｡

定番のほか､サツマイモの代わりに紫芋を使ったものや､生地によもぎや黒糖を混ぜたものなどバリエーションが増えていて､アツアツの出来立てを食べるのがおすすめです｡

お土産用には真空パックの他､解凍するだけの冷凍品や､蒸す前の状態で冷凍されたものなどがあり､賞味期限やお土産を渡すシチュエーションなどで最適のものを選びましょう｡

12.マンゴー

宮崎のマンゴーは高級なイメージがありますが､地元ではブランド品でないものや規格外のものなどであれば比較的安く買うことができます｡

宮崎のマンゴーはハウス内で厳格な温度管理をされて栽培をされているものが多く､旬は4月の中旬から7月にかけてです｡

旬の時期に宮崎県を訪れたらぜひ完熟マンゴーをお土産にしましょう！旬でない時期にはカットされて冷凍したものや､マンゴーを使ったお菓子などもおすすめです｡

13.鶏炭火焼

鶏炭火焼は､鶏を炭火で直焼きをした宮崎県の名物です｡炭火の高い火力で一気に焼き､炭に落ちた油が煙になって燻されて黒くなります｡

外側はパリッと､中はジュシーでお酒のおつまみにもおすすめです｡

真空パックされたお土産用は､賞味期限が半年ほどのものもあるので､お土産の他､自宅用に晩酌用や非常食用としてもおすすめです｡

14.フェスティバロ 唐芋レアケーキ

フェスティバロの唐芋レアケーキは､自社栽培した唐芋を使って､なめらかな食感と､お芋の自然の甘味で食べやすいひとくちサイズのケーキです｡

購入時は冷凍されていて､賞味期限は解凍後1週間なので持ち帰りやすいですね｡

季節限定のケーキもあるので何度でもリピートしたくなるケーキです｡

15.セイカ食品 ボンタンアメ

誰もが一度は見たことはあるのではというレトロなパッケージでおなじみのボンタンアメは鹿児島で造られているお菓子です｡

大正13年から製造・販売されているのでまもなく100歳！4粒入､10粒入り､14粒入りと3種類あり､箱に入っていてしかも安いので､一箱ずつお土産として配るのに最適｡

姉妹品にパイナップルアメなどもあるのでボタンアメとセットでお土産にすると喜ばれそうですね｡

16.小城羊羹

佐賀県小城市は長崎から小倉を結ぶ長崎街道が通っていて､江戸時代に貴重品だった砂糖が比較的手に入りやすいという特徴があり､明治に入って羊羹の製造が始まりました｡

現在一般的な羊羹はパッケージに直接流し込んで製造されているので密閉度が高く賞味期限も長めですが､小城羊羹は練り上げた生地を羊羹舟に流し込み､固まった羊羹を取り出して裁断した後に包装する伝統製法がとられています｡そのため表面は空気に触れて糖分が固まりシャリシャリとした歯ごたえがあり､中身はしっとりとした独特の食感が楽しめます｡

17.嬉野茶

嬉野での茶葉の栽培は室町時代に中国の陶工が自家用に持ち込んだものが始まりとされていてます｡

江戸時代には嬉野茶は長崎を通して輸出されており､幕末にもイギリスから大量の注文を取り付けたという記録が残っています｡

嬉野は温泉地としても有名なので､お茶を買いに行くだけではなく､ぜひ温泉も楽しんでみましょう｡